11月上旬、ヤフオクで、赤ドンキと黒ドンキの即ブリペアを落札しました。以前から考えていましたが、副業も兼てのブリードになります。高額種なので慎重になりますね。
1.ペアリング
ペアリングは20~22度の環境で行いました。
赤ドンキはオス67ミリ、メス41ミリ、黒ドンキはオス54ミリ、メス37ミリになります。
ペアリングから4時間後、さっそく赤ドンキの方で交尾が目視できましたので2日後には解除。
黒ドンキはハンドペアリングで交尾の確認できました。
ドンキエルコクワガタの生体選びのポイント
1. 低温でしっかり寝かせているのか?
実は羽化してから15度以下の低温環境で8ヶ月寝かせないと、産卵してくれないみたいです。中には18~20度とか、半年寝かせただけとかでしっかり産んでいる個体も見られますが、稀みたいです。
2. 休眠期間は8~12ヶ月
このくらいの期間が必要です。後食のタイミングは重要です。
以上の2点を満たしているのであれば爆産してくれると思います。
2. 産卵セット
使用する産卵ケースは、神長きのこ園さんのグリードSLです。ヤフオク購入時に2ヵ月寝かしたグリードSLケースも付いてきたので使用しました。
グリードSLケース使用する上でのポイント
1. 1~3ヶ月寝かして、菌の活性化を抑える。
こちらのケースは菌糸を使用していますので、卵が菌に巻かれないようにする必要があります。
2. マット上面に発酵マットを敷く
カビ防止のためです。薄くでいいみたいです。紹介ページにはヒノキマットでも大丈夫とのことですが、果たして、、、
3. 付属のボルトを中央に差し込み、四隅のうち2ヶ所3㎝程穴を開ける
ボルトは菌の活性を抑えてくれます。かなり重要みたいです。穴は、メスが潜りやすくするためです。
上記3つのポイントを守り産卵セットを使用します。産卵環境は20~24度。台所下にパネルヒーターを使用しているだけなので、4度くらい温度変化がありますが、なるべく18度を下回らない、25度を上回らないようにしました。
メスは潜りっぱなしです。セットに投入したから1週間後↓
見ずらいが、左に卵。黒ドンキセットより
こちらは赤ドンキ
ケース側面に産んでくれました!無事孵化してほしいです。あと爆産も期待します。
メスは2~3週間ぐらいで取り出すのがベストとの事。ドルクス系はメスが幼虫を食べてしまうこともあります。また、3週間入れても、産む数はあまり増えないらしいです。
まとめ
ドンキエルコクワガタのブリードは趣味の他に副業も兼ています。幼虫1匹1000~1500円で、成虫はペアで1万円前後で売れるからです。
しかし、あまり多産種ではない、幼虫が比較的弱いとの事なので、注意深くブリードしていきたいです。
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