ヤクルト村上宗隆内野手（２４）がポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦に向け、敏腕代理人と契約したことが２１日、分かった。
今日のヤフー記事で書いてありました。ついに、メジャーに挑戦しますね。ここでは、ヤクルト村上選手のメジャー成績予想、ポジション予想、年俸、活躍するか否かについて考察してみます。
①1年目の成績予想
1年目の成績は打率.230、HR20本、打点70、OPS.750と予想します。個人的には村上選手は2020年にメジャー挑戦した筒香選手と被るものがあります。左打ちの長距離砲、足は早くもなく遅くもない、守備難の点ですかね。以下に両者のNPB時代の成績を載せます。
1.村上宗隆選手
通算opsが.945はさすが優秀ですね。現在野手で1番活躍している（大谷を除き）鈴木誠也は通算ops.821でしたので、日本時代に限れば村上選手の方が上です。そして2022年の成績が輝かしいですね。王貞治を抜いてシーズン56HRを達成しています（シーズンHR記録は2013年のバレンティン選手の60HR）。
続いて筒香選手です。
2.筒香嘉智
こちらも通算opsが.900を超えています。そんな筒香選手ですが、メジャー4年間の通算opsは.630です。これでは失敗と言われても仕方がありません。
両者を比較すると、個人的には村上選手の方がopsが高いので筒香選手よりも活躍しそうな感じはしますが、選球眼は筒香選手の方が高かった感じもします。opsは出塁率が重要です。メジャーは日本時代のようにビビッて勝負を避けてくれませんからね。また村上選手のサードの守備も決してうまいとは言えないので、出場するためにはポジションの変更を検討しなければいけません。
②村上選手のポジション予想
DHありの球団に入団すれば守備を考えなくていい。この考えは大間違いです。他の人よりも打たなければなりませんし、チーム事情で若い選手が優先されやすいです。また得点圏では確実に得点できるように、ミートを心がけるバッティングも求められます。しかし、村上選手はそこまで器用な選手には見えません。筒香選手もレイズに入団した際は、主にDHで出場していました。1年目のopsは.700を超えていましたのでそこまで悪くありませんでしたが、DHに求められる成績ではありません。
DHに求めらる成績は最低限ops.800を超えなければなりません。しかし、私の予想はops.750なのでやはりDHの起用は難しいと考えます。そこで、村上選手に適したポジションはどこなのか？
1.ファースト
日本よりもメジャーの方が打球速度は速いです。村上選手の場合、打球速度が速いとなんどもボールを後逸させてヒットにしています。なのでサードは無し。そうなると第一候補はファーストになるでしょう。もちろんファーストも楽なポジションではありません。内野手からの難しい送球も捕球しなければならないからです。しかし、村上選手は元々捕手でヤクルトに入団したので、その点は大丈夫でしょう。
2.レフト
ファーストが厳しい場合はレフトでしょう。しかしこのポジションもDH同様に打者の成績を求められるので、チーム事情で外野手が足りない場合は重宝されますが、このポジションを守る可能性は低いと考えています。
以上2つのポジションが候補に挙がります。サードは難しいでしょう。上達すれば使ってくれるかもしれませんが、実は村上選手、肩もそこまで強くもなく送球も安定しません。弱肩や送球難は鍛えるのが難しいです。しかもメジャーのサード守備は強肩を求められますから。
③村上選手の年俸予想
筒香選手の2年1200万ドルをモデルに年俸を考えます。予想は2年1500万ドルです。理由は、4年前に比べ平均年俸が上がっていること、筒香選手よりも3歳若く挑戦していることが挙げられます。他にも、筒香選手よりも速球に強い等挙げれますが、筒香選手よりも変化球にやや弱く、選球眼がそこまでよくありません。
④村上選手はメジャーで活躍するのか？
僕は1年目の成績は打率.230、HR20本、打点70、OPS.750と予想していますが、2年目では対策されて、打率.210、HR10本、打点40、OPS.650と予想します。つまり1年目はそこそこの成績を残しますが、2年目以降は通用しないと考察します。
かなり辛口の評価になっていますが、メジャーは厳しい場所です。しかし、速球には強いので選球眼を磨けば活躍すると思いますし、守備力も向上すればレギュラーを掴み続けると思います。でも、選球眼を鍛えるのも練習ではどうにもなんないらしいんですよね、、、 以上村上選手のメジャー成績予想になります。
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