7月上旬に購入して二日後にペアリングを開始しました。WD品なので交尾済みかと思いますが念のためです。
ミヤマクワガタは気性が荒いため、ペアリングには顎縛りが必須です。クワガタブリード歴3ヶ月の私は無論顎縛りなどやったことは無く、見よう見まねで結束バンドを装着しようとしましたがうまくいきませんでした。
そこで考えたのが極細ストローです。プラネットミヤマの大あごはまっすぐなので、形状に合わして切り込みを入れそのままストローを顎に刺すだけ。とても簡単で、大顎の突起がかえしになりストローは抜けずらい。これがうまくいきました。
ペアリングは4日半で終了。ちなみにペアリング期間中は冷温庫内を19~20度にしました。産卵セットは中ケースを使用する予定ですが、冷温庫の容量は25Lで中ケースが入りません。そこでペアリング期間中に、産卵セットやその後の幼虫飼育も考慮しワインセラーを購入していました。大きさは88Lで5~18度まで設定できます。保温機能は付いていませんが、コンプレッサー式で故障しにくく、電気代も安いとのこと。原価は5万弱ですが中古品を22000円で購入できました。
しかしワインセラーが届くのが1週間後。ペアリング終了後、すぐにメスを産卵セットに投入したかったのですが、オスメス別居状態でしばらく冷温庫にいてもらいました。ミヤマは短命なので、早く産卵セットを作りたいのですが、、、
こちらが購入したワインセラーになります。届いてから、セラー内の温度をチェック。室内温度が28度でセラーを18度で設定すると、セラー内でも場所により温度が異なりました。
18度設定 | セラー | ||
上段 | 中段 | 下段 | 室内温度 |
21度 | 20度 | 27度 | |
20.9度 | 19.3度 | 18.5度 | 27度 |
21.5度 | 19.3度 | 18.5度 | 28度 |
21.9度 | 19.3度 | 18.4度 | 28度 |
22.6度 | 19.5度 | 18.1度 | 29度 |
22.7度 | 19.4度 | 18.0度 | 29度 |
19.9度 | 20.3度 | 16.3度 最奥 | 29度 |
20.3度 | 19.9度 | 18.4度 | 29度 |
中段奥18度(室内25度) |
エクセルで記録した表をそのまま載せました。上の行から30分ごとに計測した温度の記録になります。上記の温度表の他、セラー内の奥側の方が手前よりも1度低いこともわかりました。微妙に温度差が違うので、仮に幼虫が生まれた時、どの温度帯が一番大きく育つのか比較検証できそうです。
次回は産卵セット編を投稿します。
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